物心がついて以来
およそ数え切れないほど
絵を描いてきましたが、
最もたくさん描いたのは
間違いなく人間だと思います。
風景画や抽象表現も
大変おもしろく興味深いものですが、
人間ほど変化に富んで面白い対象はない。
ひとりひとり多種多様である上に、
一人の方でもその時の気分や状態によって
様々な顔や空気感を持っています。
そして、それを描く私自身の
その時の状態とも掛け合わされて、
無限の表現が生まれてくる。 |
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平凡な言い方ですが
顔というのは人生そのものだとも思います。
肖像画である以上はご本人に似ていることは
もちろん大切です。
しかし、形態だけをなぞるのではなく、
その人の人生から醸し出される
空気感を描くことこそが
重要であると思っています。
どうぞごゆっくりご覧ください。
作者/塚原正敏 |